毎年恒例の年末ソロキャンプですが、今回は今年キャンプデビューした知人とソロ×ソロの２サムなのに１サイトに収める変則キャンプです。



現地迄はそれぞれの車で行き、道の駅皆野で待ち合わせ。私は早目に着いて蓑山ピストン３時間コースを山歩き。今回は山歩き以外にもう一つ目的があります。







快晴無風で足取りも軽く、小一時間程で美の山公園に到着。




展望台からは2022年に登った武甲山や両神山等を一望。早く着き過ぎた所為でおにぎりを食べても時間を持て余し、降りながら焚き付けを拾って行くことにします。



焚き付け３〜４回分ともう一つの目的である物をザックに入れて下山します。ビニール袋を忘れたため、ザックへ直に入れたらギザギザな杉の葉がくっついて後始末が大変でした（馬鹿）



約７㌔㍍歩行、約1,230㌔㌍を消費して、キャンプでの高カロリー摂取に備えます。



12時30分頃道の駅皆野で合流し、13時15分頃ウォーターパーク長瀞に入場します。今年も釣り堀寄りのオートサイト２６番。水場とトイレが近くて便利なサイトです。



連れが設営に苦慮している間、車に正月飾りを取り付けたり、今回デビュー用品の写真を撮ったりしていました。




のんびりし過ぎた所為か、設営完了が１６時を過ぎてしまい、早速焚き火とビールタイム。



連れもＡＯクーラーズを購入して今回デビューしたとのこと。私のＡＯクーラーズ２４（左側）と並べてみました。車でのソロキャンプは３月のふもとっぱら以来のため、私もデビュー用品が数点あります。



これまでソロキャンプでは車でもバイクでもヘリノックスタクティカルチェアを使っていましたが、椅子は最重要用品でもあるため、車で一人ならコンパクトに拘らず好きな椅子を使ってみようと。そう思って帆布のローチェアを購入しました。ついでに折り畳み三段棚も安かったので併せて購入。

丈夫でしっかりしており、座った感じも良好です。このメーカーは以前日本メーカー向けOEM品を製造していたそうなので、小川のチェアに良く似ているのかもしれません。



キャンプツーリング用に初めて購入したソーラーランタンは、キャンプ時も車中泊時も大活躍。唯一の難点がパチ物の所為かバッテリー残量が分からないことでした。このため本物のcarry the sunを購入して車用に。バッテリー残量インジケーター以外はパチ物と変わりありません。



何となく良い雰囲気だったのと、紐でぶら下げ引っ張るとオンオフする昔の照明器具みたいな点が気に入りました。単4電池３本で９時間程の稼働。チト短め。




１５年程前からユニフレームのケトルを持っていましたがイマイチしっくり来ずあまり使っていませんでした。大き目のケトルは長い目で探していましたが、ようやくその時が来ました。テンマクとウィンナーウェルのコラボステンレスケトル1.0Ｌ。使い勝手や収納面も良し。ユニフレームのケトルは焚き火用に降格します。




さて、今回の真打ち焚き火フライパン一式。以前から気になっていたのですがいつの間にか見掛けなくなり忘れていた頃、Wild-1でケトルの隣に鎮座していたところを発見して即決。シーズニング済みのため箱から出して直ぐ使えます。



焼鳥やハンバーグ等蒸し焼きしたい場面があるため専用の蓋も追加購入。



さて、勿体振っていましたが、午前中蓑山に登った理由の一つはこの取手になる枯枝探しでした。予め大体の太さや長さはイメージしていましたが、実際に挿してみたらシンデレラフィット。フライパンと一緒にこの枯枝も常備しておきます。





あっという間に日が暮れて、火の明かりが心地良くなってまいります。



先ずは最近お気に入りの冷凍焼鳥をじんわり焼いてグビグビと。



焚き火が落ち着いて寒くなる前に、熾火を第二会場（笑）の薪ストーブへ運んで太い薪に着火。煙突が真っ赤っかになった頃にフライパンでハンバーグや辛いスープの鍋でチビチビと談話。

これまで薪ストーブを使う時は面倒なので焚き火はしていませんでしたが、意外と良いかもしれません。

久し振りに会ったこともあり、話しが弾んであっという間に２２時を過ぎ今夜はお開き。それぞれのテントで寝ます。



尿意と寒さで朝５時頃起き出します。気温はマイナス3℃。凍える寒さのテント内で薪ストーブに火を入れます。徐々に燃え始めるこの時間が最高。






大晦日の朝、車は霜でビッシリ。陽の温もりのありがたさよ。




年越しそばとホットサンドを食べ、大晦日のニュースを聴きながらまったりしていたらもう撤収の時間。

これまで冬キャンプは一泊二日しかしたことありませんが、二日目にダラダラと過ごす二泊三日も良いかなと思った２０２２年末キャンプでした。