１０月１２日に上陸した台風１９号の影響で関東の川沿いのキャンプ場は閉鎖されたり営業再開に向けて休業されているところが多く、キャンプ好きには残念な状況です。

川沿いでもダムに近い下流のキャンプ場は何とか大丈夫そうなことと、例年は１１月末で営業終了のところを今年は１２月２３日迄営業されているということで、今回はＪＲ青梅線川井駅近くの川井キャンプ場で冬ソロキャンプしてきました。



青梅市内から吉野街道の奥多摩大橋交差点を過ぎると川井キャンプの看板があります。



この奥多摩大橋を渡ればＪＲ青梅線の川井駅があります。奥多摩駅近くの氷川キャンプ場もそうですが、駅から徒歩数分なので電車でキャンプ場へ移動するには最高のロケーションだと思います。今回は薪ストーブを使うため車で移動。



入口の駐車スペースは３０台程駐車可能。受付上の駐車場が一杯になったり、深夜早朝に車で移動する場合はここに駐車してくださいとのこと。



ここから急坂を下ります。



奥多摩大橋と川井キャンプ場のログハウスが見えてきます。



受付上の駐車場。２０台程駐車可能。



こちらが受付。普通車の駐車料金は一泊二千円、河原フリーサイトの利用料は一泊一名千円の計三千円。河原フリーサイトは予約不能で当日受付のみ。







自販機は通常価格でノンアルコールのみ、薪は針葉樹一束６００円。受付の売店ではビールやお菓子、ガス缶や炭など必要最低限のものは販売されていました。



受付を済ませてから河原へ８０メートル程急坂を降りていきます。河原入口には車を１０分程度停めて荷物を降すことが出来るスペースがあります。長く停めすぎると係の人から拡声機で注意されますのでご注意を。（私は実際に注意されてしまいました・・・）


奥多摩大橋上流側のサイト


上流側サイト行き止まりから更に上流の風景


奥多摩大橋下流側のサイト

受付の地図では大橋下流側は設営禁止ゾーンと書かれていましたが、今の時期は設営しても良いとのこと。上流側は台風の影響か大きめの石がゴロゴロしていて設営出来そうな場所が少ないため、下流側に設営している方が多かったです。



河原の水場は大橋下の一箇所のみ。地図ではトイレもあるようですが見当たりません。これも台風の影響でしょうか？



トイレは受付近くの一箇所のみ。洋式で非シャワー。ビールを飲み始めると河原と受付間の急坂が堪えます。




下流側も設営出来る場所は限られていますが、砂場のような平らな場所に設営しました。砂が深いため長目のペグが必須。




１６時過ぎに係の人が見回りに来て、タグをテントに付けるよう指導を受けました。思い出したように受付で貰った案内を一読すると、河原のフリーサイトは8時30分チェックイン翌日12時チェックアウトとのこと。朝はゆっくり出来そうです。



一通り設営を終え待望のビールタイム。先月iPhone6SからiPhone11proに買い替えたので、夕暮れ時をほろ酔で撮影。11proにした理由の一つがキモいと評判のタピオカレンズ（笑）



キャンプやツーリング時にスマホだけでそこそこ写真が撮れたら良いなーと思っていたのですが、撮れたのはこの絵・・・。昼間の超広角は結構使えそうな感触ですが、まだまだデジカメは必要ですね。




久々に薪ストーブへ火入れ。暖かい炎の揺らめきに癒されます。薪の持ち運びが大変なので今回薪は少なめです。



夜は冬キャンプの定番辛いスープの鍋。翌朝は残り汁で麻辣火鍋麺と謎肉丼。



薪ストーブの天板で調理する際に火力が弱い時があるため、温度計で計測しながら火力を試行錯誤。なんとなくコツが掴めてきました。



テンマクのサーカスＴＣとウッドストーブＭの組み合わせは今回で３回目。火の粉によると思われる小さな穴が３箇所程度ありますが気になる程ではありません。煙突の高さが低いため追加でもう一段煙突を追加しようと思います。



１２時に撤収して総括。川井キャンプ場はトイレや水場が少なく急坂も堪えるため、荷物が多い冬キャンプにはあまり適さないように思いました。また、川向かいにＪＲ青梅線が通っているため、特に朝晩の走行音がかなりうるさく感じます。

次回はどこに行ってみようか？